皆様お仕事お疲れさまです

本日は巷で話題のIntel社のAtomについてです。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1128/ubiq205.htm

まずはこの笠原さんの記事が分かりやすいです。
この頃はSilverthorne(シルバーソーン)と呼ばれてました。

この中でずばりな表現があります。

徐々に姿を現しつつある、Silverthorneプロセッサの正体は、In-Order実行型のシンプルな構造を採用した、P6以前のマイクロアーキテクチャに先祖返りしたような、最新のプロセッサとしてはユニークなものだったのだ。


つまりAtomは昔のCPUのような単純な構成(In-Order技術を採用)であること。
クロックを高くしていること。
消費電力は、最新製造プロセスや最新技術を用いることでかなり低くしていること。
ハイパースレッド技術を使って効率を上げていること。

となります。
特にIn-Orderについてはこのリンク先の記事に詳しく書いてあるので読んでみてください。


もう一つ気になる内容はAtomディスクトップ環境に持っていく場合のチップセット”Poulsbo”ですが(Atomと合わせてMenloと呼んでいるようです)、945チップセットを採用しているようなのですが、グラフィックは965で採用していたGMA3000シリーズを採用してるみたいですね。
何ができるかというと3Dだけでなく、MPEG-2、MPEG-4 AVC、WMV/VC-1などのデコードをチップセット側でアクセラレートできるようです。

で、結局この945とAtomの組み合わせをコードネームでは”Diamondville”と呼んでいるようです。

さて、ではどのようなラインアップか。
それは下記リンク記事が分かりやすい
見えてきたSilverthorneの姿〜2W/1W/0.6Wと3種類のTDP

2WのSV版は、EIST(Enhanced Intel Speedstep Technology)によるクロック周波数が最高が1.86GHz、最低が1.33GHzとなる製品だ。SilverthorneではFSBが 533MHzか400MHzとなるので、SV版のFSBは533MHzとなるだろう。1WのMV版は、EISTによるクロック周波数が最高が 1.1GHz、最低が1GHzとなる。こちらのFSBは400MHzとなるだろう。最後が0.6WのLV版で、EISTによるクロック周波数が最高が 0.9GHz、最低が0.6GHzとなり、こちらもFSBは400MHzとなる。

今のCerelonMと比較してどのくらいの性能なのかわかるといいですね。