Tegraに進捗。いよいよ発売か
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20090603_212273.html
nVIDIAのTegraに少し進展があったようです。
ベンダーの名前にAdobeや日本のキャリアーが加わったみたいですね。
Tegraとは、nVIDIAが提唱したARMベースのPCアーキテクチャで、特徴はGPUを搭載しつつ低価格で低消費電力であること、GPUを3Dゲームを目的としたものではなくて、HD動画の再生や各種アプリケーションのサポート用(CUDA)を考えたものである、ということです。
NVIDIAが1万円以下で高性能なモバイル端末を実現できるプラットフォームを発表、HD動画も再生可能に
NVIDIA Tegraベースのネットブック elan、重さ836gでHD動画10時間再生
これがどのくらいインパクトがあるかというと。。。
売りの低消費電力は一般的な利用で50mW、動画再生で150mW (「市場にあるほとんどデバイスの数分の一」)。あるいはHD動画の連続再生で5 〜 10時間、ディスプレイを消した状態での音楽連続再生ならば最大で24日 (!)という単位を間違えたような数字が挙げられています。
150mW.....す、すごい。
しかもポイントはAdobe前面協力によるFlashの最適化です。
今のx86系PCのGPUを使った動画アクセラレートは動画再生をフルスクリーンにしないと使えないなどといった制約があり、いくらネットブックに9400や3200を搭載したところでブラウザ上の動画はサポートしてくれません。(Youtubeなどでフルスクリーンにすると効きます)
ところがTegraはFlashそのものをアクセラレートするようで、最初のリンクにある通り、フルスクリーン化していないYoutubeのHD動画を難なく動かしているようです。
気がつくとサブノートは全てTegraになっていたなんてことは....ないですか、そうですか(笑)
でも、家電に組み込むにはいいかもですね〜