Arduino


今簡単な制御を行うマイコンシステムとしてPICを利用しています。
PICは色々な種類があるし、なんといっても世界中で結構流通していて手に入りやすいとか値段も安いとか開発環境も結構整っているとかという利点があります。

今このPICをものすごい勢いで追いかけているのがAVR(アトメル社製)ですね。
AVRはPIC程のラインアップはありませんが、開発に使う特にC言語のコンパイラーが無料で提供されている(PICは無料で使えるが、最適化は有料となる)のが大きな特徴です。
あとはまあそれほどPICと変わらない気がしますが、今回紹介するような商品はPICにありそうでないですねー。

リンク先にある”Arduino”はそのAVRを主に使ったマイコンボードの商品名のようです。
この動画でもありますが、
1)USB接続できるマイコンボードがある(USB I/Fを開発ではない)
2)付属のソフトでプログラミング、コンパイル、書き込み、ICE動作ができる
  (ICEはちょっと不明w)
3)ブートは既に書き込んである(この辺が英語のソフトと格闘しなくていいところですね)
4)他にも色々な基板がでているようだ
などの特徴があります。
wikiにもありますが、ソフトウェアは実はJAVAアプリケーションでできており、気軽に使えそうなものいいですね。

プログラミング言語は Wiring[1] という言語から派生したもので、C言語/C++風の構文で制限の多い基板向けに最適化されている。

プログラム自体もアセンブラがよく分からない人には向いてそうですね。
ハード屋はPICのようなアセンブラの方が分かりやすかったりしますが。このマイコンにも当然アセンブラあるでしょうし。
ハードウェアについてもオープンアーキテクチャとなっているので、他の会社からも色々とあるのもいいんでしょうね。
しかし、Arduinoという名前は使えないそうです。