書き込み回数より怖い揮発性

気になる「自然蒸発」と「セル寿命」:USBメモリーは10年もつか

なぜ消えるのか、劣化するのか フラッシュメモリーの技術をひも解く


PC Online様に非常にすばらしい記事があったのでご紹介。
要点をまとめると、
・書き込み回数はフラッシュメモリの微小化ととともに減っている
・不揮発性能は今や10年もない(あるものもある。業務用途でも5年とかもある)

つまり、ついうっかり適当なフラッシュ製品を採用すると、寿命が先か揮発するのが先か・・・5年と持たないということになる。ウェアレベリングも最近では、サンディスクの消去をしない(イレースしないので寿命が来ないとうたっている)SSD(10年保証らしい)とかもあるけど、揮発性能は変わらない訳で、3〜4年に一回は再インストールをしたほうがよさそうだ。

ただ、気をつけなければいけないのは、フォーマットを行うとCFやSSDの全領域をOSに握られてしまい、ウェアレベリングができなくなってバッファ領域に寿命がきてしまうので、フォーマットは絶対に行ってはならないことかな。

サンディスクの10年保証はちょっと面白いですね。うまくいくといいなあ。